男性不妊の場合では、精液に異常があるケースがほとんどとなります。
痛みなどの症状もなく、見た目の異常もないので、気づきにくいかと思われます。
精索静脈瘤という乏精子症の原因に含まれる病気があり、睾丸周りに静脈瘤があるために、
睾丸周りの温度が高くなり、精子が減少するというものですが、手術で治るようです。
鍼灸では、男性サイドの疲れやストレスを解消し、体力をつけることで、精巣の機能を向上し、
より質の良い精子を作り出すアプローチが可能です。精子の質には、体のコンディションが
深く関与しているといわれているので、検査の結果、器官的な問題が見つからなかった場合は、
効果がみられるかもしれません。
ストレス、疲労の解消、血行の改善、胃腸機能の改善により、体のコンディションを整えられます。
一方、女性側の不妊の鍼灸による治療ですが、男性と同じく、鍼灸が効果が高いとされる症例は、
器質性ではなく、機能性不妊のケースです。
ストレスなどで、自律神経やホルモンのバランスが崩れ、いわゆる生活習慣病の状態であると、
機能性不妊になると考えられます。
鍼灸治療により、生活習慣病の状態にアプローチすることで、機能性不妊の改善が期待されます。
また、不妊の原因の一つである子宮内膜形状不良という症状に
鍼灸の治療効果があったとされる症例も報告されています。
最近では、産婦人科に鍼灸科が設置され、不妊治療で鍼灸と近代医学の併用をするご夫婦も、
いらっしゃるようです。